【建設業許可】建設業の種類②(専門工事27種)

前回のブログ(「建設業の種類①」)では、一式工事と専門工事についてご説明しました。一式工事は元請業者が複数の下請業者を束ねて(施工管理)、工事全体を円滑に回していく役割であるということでした。それに対して専門工事は、元請業者から指示を受けて個別の工事を担う役割であるということでしたね。

 今回はその続きです。前回は、専門工事についての全体像だけにふれました。実際の専門工事は、実施する工事の種類によって細かく分類されます。家を1件建てる場合を考えても、基礎を作り、屋根や床、壁やサッシなどを取り付け、内装を仕上げるといった細かい工程に分けることができます。それぞれの工程に携わる工事業者さん1社1社がプロの仕事を着実に、期限どおりに行うことによってはじめて1つの家が出来上がるわけですね。その「プロの仕事」を担保するために専門工事の許可業種も細かく分けられています。

具体的には、大工工事、左官工事、とび・土工・コンクリート工事、石工事、屋根工事、電気工事、管工事、タイル・れんが・ブロック工事、鋼構造物工事、鉄筋工事、舗装工事、しゅんせつ工事、板金工事、ガラス工事、塗装工事、防水工事、内装仕上工事、機械器具設置工事、熱絶縁工事、電気通信工事、造園工事、さく井工事、建具工事、水道施設工事、消防施設工事、清掃施設工事、解体工事の計27種類です。


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